自作フロントキャリアの取り付け
自転車の荷台を加工し自作したフロントキャリアを取り付けた状態
正面から見ると右側がかなり歪んでしまった。
特に、反射板の取り付け用ナットの溶接が曲がってしまった為、反射板が斜めになっている。
反射板の角度は、溶接し直せば修正出来る。
その他は、加工したパーツ(製作記事でのA・Bパーツ)を、車体に合わせて曲げたりねじったりすれば、更に綿密な修正も可能だ。
でもそこまで追求するのも面倒だったので、多少の修正で妥協してしまった。
(修正前はもっと酷かった)
正面から見なければ、それほど気にならない。
フロントキャリアとしては、大型と言えるだろう。
雰囲気がCGL125 Terraっぽいので、さしずめCG125 Terraってトコですかねw
別に農業(牧畜)用バイクを目指している訳ではないが、積載量が増えて実用性が幾分向上したと思う。
温かくなったら、バイクでソロキャンプなんてのも楽しそうなので計画してみる。
廃車した自転車のキャリアを利用した訳だが、実はズーマーのフロントキャリア(と言っても純正品ではなく中華のバッタモン)なんかも持っていて、どちらを取り付けるか悩んだ。
とりあえず面白さを優先して、廃品自転車キャリアの再利用に決定した。
ただ、ちょっと大きすぎるかも知れない。
特に、曲げて立ち上げた部分が大きすぎる。
短く詰めようかとも思ったが、真っ直ぐの部分を綺麗に溶接する事が出来ず、断念した。
(Bパーツは、綺麗に溶接できずに作り直している)
子供用の自転車キャリアなら、もっとイイ感じになったかも知れない。
でもこの立ち上げ部分は、別の形で利用できそうなので、これで良しとしておく。
キャリア自作の記事は↓
フロントキャリアの自作
廃車から取っておいた、27インチ自転車のキャリアを利用して作ってみた。
まず、自転車のシート下に取り付ける部分(以下Aパーツと言う)を切り取る。
後輪のハブに取り付ける部分(以下Bパーツと言う)も、加工しにくいので、かしめ部分を削って外した。
キャリアを適当なサイズで、L字型になるように曲げる。
Aパーツの固定位置は、自作したメーターステーに追加したキャリア用ステー
メーターステー(キャリア用ステー)の位置に合わせて、Aパーツの長さを詰める。
これを真っ直ぐ後方に伸ばす形で溶接した。
写真を撮り忘れたが、ロープを引っ掛ける突起を、別の自転車キャリアから切り取り溶接し増設している。(完成後の写真参照)
Bパーツの車体への固定には、元から付いていた反射板のナットを利用した。
元からBパーツに開いていた、ハブに取り付ける穴が大きすぎる。
そこで、溶接して埋めた後、穴を開け直した。
Bパーツを、長さに合わせて詰めて溶接し直す。
写真上部の穴の付近で溶接してある。
その後、ライトステーと干渉しない様に曲げる。
せっかくなので、純正の反射板を取り付けられる様にナットを溶接してみた。
溶接した部分が汚かったので、パテで埋めて少しでも見た目を良くした。
これでフロントキャリアのパーツが揃った。
塗装してから、ボルトとナットで組み立てて車体に取り付けて完成
車体に取り付けた状態はこちら↓
スピードメーターケーブルの交換・取り付け
CG125の純正メーターケーブルは、amazonでも4,385円程する。
(2019年9月時点)
そこで流用できるケーブルがないものかと探してみたところ、N.T.Bのケーブルが安くて社外品としても定番のようだ。
ただ、車種別適合表を見てもCG125が見当たらない。
そこで、長さで探してみたらJAZZ(AC09)用のケーブルが75cmと概ね同じだった。
※私のcg125は76cm
品番はSHJ-06-170で、メーカー純正44830-GS3-600と互換するそうだ。
ちなみにCG125の純正ケーブルは44830-GE2-740で、MBX50と互換性があるらしい。
上が純正ケーブルで下がJAZZ互換品
長さがほぼ同じ。
メーター側の取り付けネジの形状が違うが、径とピッチは同じなので問題なく使える。
赤い矢印部分のネジを外せば、簡単にメーターケーブルの脱着が出来る。
取り付けの際は、ホイール側のワイヤーの凹部(黄色矢印)を、ホイール内の凸部と嚙合わせるだけ。
ワイヤーの固定は、赤い矢印の凹部にホイール側のネジが入る単純な仕組み。
このやり方が正しいのかは知らないが、ケーブルのホイール側を多めに引き出し、先にケーブルの凹凸を合わせてから取り付けると簡単
ケーブルの被覆部分は、ネジで咬む様、奥までしっかりと刺し込む。
(私は前回、この部分で失敗してワイヤーを紛失しました)
ケーブルのメーター側は、メーターの取り付け穴に刺し込み、ネジを締めるだけ。
とても簡単な作業だけど、全く触った事のない人にとっては、少しでも参考となるでしょう。
やってみれば、なんて事ない作業です。
交換だけでなく、ワイヤーの清掃・給油も、たまにはやった方が良いと思います。
あり得ない落とし物w
今更の報告だが、去年の9月に大失敗をやらかしてる(汗)
帰宅中に落とし物をしたのだが、なんとバイクのメーターケーブルのワイヤーを落として紛失すると言う大失敗だ。
もはや笑い話にしかならないw
事の発端は、手持ちのCD90のフロントフェンダーをCG125で使えないものかと、合わせてみた。
サイズは若干小さいが、CDのフェンダーの取り付け穴をCGに合わせて開け直せば、一応は取り付け可能である事が確認出来た。(結論として交換しない予定)
この検証作業において、ブレーキワイヤーとメーターケーブルを外した。
検証が終わりCGのフェンダーを再び取り付け、外したワイヤー類も元に戻した。
元に戻したつもりだったが、通勤中に突如スピードメーターが動かなくなった。
動いたり動かなかったりの繰り返しだ。
最初は、フェンダーを外す際にメーターケーブルを引っ張ってしまったので、メーター側が抜けかけたのかと思っていた。
ホイール側を見ても、固定用のネジが抜けていなかった為だ。
ところが実際は、メーターケーブルのホイール側が奥まで刺さっていなかった。
家まであと2km程のところで、ホイール側のケーブルが抜けている事に気付いた。
慌ててコンビニ駐車場で元に戻そうとしたところ、ワイヤーの先端部が見えない(汗)
まさかと思いつつ帰宅してからメーター側を外してみたら、やはりワイヤーがない。
過去にカブのレストアをしていた時、メーターケーブルを幾度となく付けたり外したりしていた。
その時は、それ程気にしなくても、ちゃんと奥までケーブルが刺さっていて、抜ける事もなかった。
(正確な取り付け位置まで刺し込み、ねじ止めすれば抜ける事はない)
その時のワイヤーが若干錆びていたので、ワイヤーがスルリと抜けてしまう事などなかったので、尚更気にしていなかった。
その頃の記憶があった為、ワイヤーがこうも簡単に抜け落ちる事を、考えもしなかった。
新品のワイヤーは、結構簡単に抜けてしまうものだと勉強になった。
私の様な整備初心者の人は、十分に気を付けてください。
ワイヤーがないままだと速度も分からないし、ODOメーターも停止してしまう。
仕方なく、手持ちのスーパーカブ70のメーターケーブルを、一時的に取り付けて代用した。
下の短い方が、CG125のメーターケーブル
カブ70の方が圧倒的に長い。
CG125のメーターケーブルは、76cmしかない。
(カブの方を測っていないが、だいたい95cmくらい)
ホイール側もメーター側も規格が概ね同じなので、とりあえずは取り付けできた。
しかし長すぎてケーブルが余ってしまい、障害物に引っ掛ける危険がある。
実用的な交換とは言えない。
※黄色の点線が、カブ70のケーブルを沿わせてみたもの。(適当な長さのケーブルに戻した後の比較写真)
メーターケーブルのほぼ互換品の紹介と交換記事はこちら↓
スピードメーター交換
車体に準備したパーツを取り付けた状態
各配線を全て接続し、スピードメーターケーブルも接続
それぞれを点灯した状態
日中でも問題なく視認できる。
正面から見ると、メーターが非常に小さくて目立たない。
かなりスッキリしたイメージで気に入っている。
ミニメーターなので、とにかく小さい。
横から見ると目立たない。
ハーネスは、まだ未処理の状態
とりあえずこれで、メーターの交換は終了
ハーネスをどう処理するかと、イグニッションキーをどこに移設するかがまだ決まっていない。
今回は作成するパーツが多かった。
そして現物を合わせてみたら車体と干渉し、設計の変更・作り直し等があり、かなり時間が掛かってしまった。
でもまあ、自分で納得できるデザインとなったし、色々と勉強にもなったので結果オーライと言える。
ハーネス処理とイグニッションキー移設の課題がまだ残っているが、その前に他のパーツの製作が進んでいるので後回しとする。
メーター類交換の、ここまでの作業のマトメは↓
スピードメーター交換準備1.1(メーター取り外しと配線確認) - ホンダCG125のある生活
メーター交換準備1.2(イグニッションキー分離) - ホンダCG125のある生活
スピードメーター交換準備2(配線の色) - ホンダCG125のある生活
スピードメーター交換準備3(ハーネス作成) - ホンダCG125のある生活
スピードメーター交換準備4(インジケーターパネル作成) - ホンダCG125のある生活
スピードメーター交換準備5(メーターブラケット作成) - ホンダCG125のある生活
スピードメーター交換準備6(メーターステー作成) - ホンダCG125のある生活
スピードメーター交換準備7(ステー類の保護材作成等の最終準備) - ホンダCG125のある生活
オマケ↓(今回使用したメーターの製品はこちらを参照)
スピードメーター交換準備7(ステー類の保護材作成等の最終準備)
LEDランプ類の後ろ側を、防水と配線保護の為に熱収縮チューブで覆う。
車体に取り付けても剥き出し状態なので、無いよりマシの気休め程度だ。
スピードメーターとメーターブラケットの間の緩衝材を作る。
ワゴンセールで購入しておいた、滑り止めシートを使ってみた。
円切りコンパスで切り出した後、メーターとブラケットが接触する部分の形に合わせて余分を切り取る。
メーターブラケットとメーターステーの間の緩衝材は、1mm厚のゴムシートを使った。
接触面の形に合わせて切り出す。
メーターとブラケットの間の緩衝材は挟むだけとし、ステーとブラケットの間の緩衝材は、ステー側を万能接着剤で接着した。
ステーとブラケットの緩衝材は、接触しない余分を更にカットしている。
(下半分は不要)
これで全てのパーツが揃ったので、後は車体に取り付けるのみ。
スピードメーター交換準備6(メーターステー作成)
オリジナルのメーターステーの寸法に、概ね合わせて作る。
フロントフォークのボルトで固定するので、穴の位置が特に重要となる。
幅32mm程の平板と、5mmの鉄の棒で作ってみた。
棒状の材は、テントのペグ
平板を加工して、ボルトを通す13mmの穴を開ける
棒2本を固定する、5.5mmの穴も開ける。
少しでも軽量化する為に、中央にも穴を開けてみた。
棒を中央で曲げ、両端を直角に曲げて穴に差し込み、裏側から溶接した。
本当はダイスでねじ山を作り、ナットで固定する予定だった。
しかし、取り付けてみたらナットが車体に当たってしまい、最後まで締め付け出来なかった。
作り直すのも面倒なので、溶接して誤魔化した。
それと、ボルトで固定する穴の位置に気を取られ過ぎて、左右の金具の角度が均一になっていない。
左右対称の物の制作は、私には難しい。
メーター付属のステーを、位置を合わせて溶接する。
シフトインジケーターの後ろ側が、若干ハンドル固定のパーツに当たってしまった為、僅かに右側にオフセットさせて対処した。
溶接してから、必要ない部分をカットした。
メーターステーとしては、これで完成
メーター以外のパーツのステーとしても利用するので、その為の部材を平板で作った。
これも溶接して、形としては完成
色を塗れば、車体に取り付けられる。
まだ未塗装だが仮止めした状態