ウィンカーステー自作(ウィンカー交換準備)
ウィンカー交換に先駆け、ウィンカーステーを延長した。
既製品のままだと、矢印の部分が短くて似合わないと感じたからだ。
(このウィンカーは間違って買ってしまったメッキ仕様で、ゴムパッキンが入っていない物が二つもあった)
方法としてのイメージは、下の図の通り。
ウィンカーについているボルトに合せたナットを、ステンレスパイプに入る様に丸く削る。
反対側はボルトの頭とナットの半分を削り、丸く削ったナットとボルトをステンレスパイプに接着して完成
まずボルトには、ウィンカーのコードを通す穴を開ける。
とりあえずボルトは、M10×20とM10×30の2種類に穴を開けてみた。
ボール盤を使っても、センターに穴を開けるのは難しい。
(画像は確かM10×30で、×20の方がもう少しセンターに開けやすい)
旋盤を使えれば、もっと上手に作れるのだろう。
ボルトの頭を、パイプに入るサイズに合わせて丸く削る。
最初の一個は、慎重に作業したので削るのに1時間近くかかってしまった。
2個目からは、コツも掴んで1個当たり5~10分で作れた。
縦にして角を概ね落としてからは、ボルトの穴に軸を差し込み、横に向けて回転させながら削るとそこそこ均等に削れた。
(軸には点検ハンマーの尖った方を使用)
パイプに入るか確認して完成
ボルトに合体させるナットは、1/3を残して削る。
接着で抜けにくくなる事を期待して、テーパーを付けてボルトよりも若干細めに削ってある。
残した1/3のナット部分は、車体にウィンカーを固定する際などに、抑え用として機能させる。
また、車体側はウィンカーの重さの負荷が大きくなるので、パイプに差し込む部分を増やす目的もある。
ウィンカーのボルトを差し込む為のナットを、同様に丸く削る。
前記ナットを削る際に、ボルト同様にネジ穴に軸を差し込み作業したところ、ネジ山が僅かに潰れてしまった。
そこでタップを使い、ネジ山を復活させている。
タップなんて使ったのは、中学生の時の技術家庭の授業以来だ。
ド素人でも、何でもやってみれば出来るもんである。
これを4個セット分作る。
なお、ボルトは最終的にM10×20を採用した。
(M10×25が最適な長さと思うが、手持ちになかった)
外径16mmのステンレスパイプを48mmに切断
私が持っている中で、最も強度のありそうなエポキシ系接着剤でナットとボルトをパイプと接着する。
※この接着剤、25年保証でチューブの中で固まってしまったら交換してくれるらしい。
この時危なかったのだが、ボルトが真っ直ぐになっていなかった。
真横や真上から見て真っ直ぐにしたつもりだったが、正面(穴の方向)から見たらかなり曲がっていた。
硬化開始ギリギリで気付いたので、どうにか修正できたが、若干曲がってしまった物もある。
まあ、どうにかなるでしょう。
(画像左側のボルトは、水平を保つ為に取り付けた物で、実際はウィンカーのボルトと繋がる)
こんな感じに合体して完成
オリジナルより、かなり延長している。
強度的にも大丈夫そうだ。
オリジナルのステー部分は、内側にネジが切ってあり、鉄の無垢材だ。
よって短い割には相応の重量となっている。
私の場合は中空のパイプで延長しているので、長さの割には幾分軽量の作りとなっている。
ウィカーは毎度のamazonで購入
※スティード モンキー ブレット 型 ウインカー 4個 セット(ブラック)¥1,000円 送料無料
本体がスチール製で、強度的な安心感がある反面、それなりに重いのでステーも強度が必要となり、総じて軽量化したい場合には選択できない。
メッキの方は、同じ商品でゴムパッキンも不足してたのに、¥1,970(2,000以上送料無料)
相変わらず、取り扱い 業者によってバラツキが多い。
電球はLED球に交換する。
これまたamazonで購入した。
取り付ける前に、ウィンカーとステンレスパイプの間にパッキンを入れる予定
1mm厚のゴムシートを買ってあるので、外径17mmのパッキンを円切りコンパスかポンチで抜いて作れば良いだろう。
また、ウィンカーコードが短いので、CG125のオリジナルウィンカーのコードの長さに合せた線を、ウィンカーのソケットに半田付けもする。
塗装もしなくちゃなので、いつになったら取り付けられるやら・・・