テールランプステー自作(テールランプ交換準備)
デザインが気に入って購入したテールランプの、ステーを自作した。
amazonで購入したのはこちらのランプ
LED バイク用 テールランプ ブレーキライト 安全警告灯 12V 汎用 丸型 多用途 \1,648(2,000円以上送料無料)
※2019年5月8日の価格
今回制作するにあたり、本体の素材に3mmのベニヤ板を使用してみた。
ランプがプラスティック製で軽い為、「ベニヤでも大丈夫だろう」との予測だ。
ベニヤなら加工も容易で、なおかつ軽量に作れる。
それに、過去に使った端材がかなり余ってる。
段ボールで型紙を作り、ベニヤ板に線を引き切り取る。
線より少し多めに切っておき、後に余分をカットする。
同じ形にするため、二枚を合わせて加工する。
カンナや100均で買ったグラインダー用の紙やすりなどで形を整える。
切り出したパーツがこちら。
棒状のパーツは割りばしw
背面は曲線を出すため、少し厚めのパーティクルボードを使用した。
アールが一番キツイ上部は、ベニヤを細かく切って張り合わた後にアールに合せて削った。
(写真には、パーティクルボードのパーツと、一番上のアール部分のベニヤも映っていない)
エポキシ系接着剤で張り合わせ、組み立てた状態
ただし、接着の際に左右の板が前後にずれてしまい、後に全体の形を修正している。
背面は曲線にした。
補強及び防水為に、ポリエステル樹脂で全体をコーティングする。
グラス繊維を使用すれば完璧だろうが、小さな造形物だし強度的な問題はないと思う。
早く乾燥させるために加熱したところ、パーティクルボードから空気が出た様で、気泡が出来てしまった。
まあ、どちらにせよ削ってからパテで凹凸を消すので、問題ないだろう。
かなりの凹凸や、吊るして硬化させた為の溜まりも出来てしまった。
内部は、見た目よりとにかく強度を高める為、ゴテゴテに塗りまくった。
(ランプやナンバーを取り付けると、内部はほぼ見えない)
この状態で、かなりの強度が出ている。
左右の板がズレた為、ランプの取り付け部をベニヤで作るのが難しくなってしまった。
ベニヤで作ると、真っ直ぐに取り付けられるか怪しい状態だ。
そこでL型のアルミアングルを切って作る事にした。
ランプ固定用の穴を開け、二枚を合体させた。
アルミ部品をエポキシ系接着剤で接着し、隙間をエポキシパテで埋める。
(凸凹になったポリエステル樹脂も紙やすりで概ね平らに成型してある)
エポキシパテを削った後に、薄づけパテを盛り、細かな凹凸を埋める。
エポキシパテは120番の編み目やすりで削り、薄づけパテは400番の紙やすりで削った。
(アルミ部分も少し大きかったので、グラインダーで削った)
ナンバープレートを固定する金具を取り付ける。
金具の外側が飛び出てしまったので、その分を切り取った。
位置合わせをして、木ネジを打ち込む場所を決める。
一旦、ネジを奥まで差し込み、カットするラインに印をつけた。
印に合せてネジをカット
金具とネジも、エポキシ系接着剤で強力に接着した。
写真を撮っていないが、プラサフを塗ると表面の荒れが目立つので、更にこの後薄ずけパテを盛ってやすりを掛けている。
まだまだ不完全だったが、これ以上時間を掛けたくなかったので妥協してしまった。
完成形
かなり凹凸が残っていて、アップに耐えられる出来ではない。
これにてテールランプ交換と言いたいところだが、テールランプそのものに重大な問題のある事が発覚
ランプの中身そのものを作り直す事にした。
細部は、完成してから紹介する。
ランプ改造の記事はこちら↓