ソロシートの取り付け(交換準備2)
前回作成したソロシート用のヒンジに続き、シートスプリング取り付け金具を制作する。
ソロシートのヒンジを車体に仮止めし、スプリングがどのあたりに来るかを確認した。
スプリングが、車体のフレームより外側に来る。
サスペンションの位置とかなり近いので、金具の固定にはサスペンションのボルトを利用する事にした。
まずは、金具の土台となる部分を作る。
35mm幅の鋼材を切り出し、ボルトを通す穴を開けてL型に曲げた。
搭乗者の体重が掛かる部分がこれだけでは不安なので、補強を入れる事にした。
曲げた部分の断面がT字になっていれば、強度面はクリアできるだろう。
L字に曲げた鋼板に切り込みを入れ、細く切り出した鋼板を差し込み溶接する。
上側に少しはみ出る形で溶接し、溶接してから余分を削って平らに形成してみた。
シートスプリング固定用の金具は、25mmの鋼板を切り出して作成する。
当初はボルトを溶接してから、スプリングの角度に合せて曲げようと考えた。
90度までは良かったのだが、スプリングに応じた角度まで曲げようとしたら、溶接部分が邪魔をして、左右のボルトの角度に違いが生じてしまった。
曲げる案は取りやめて、ボルトを溶接した鋼板に補強板を溶接し、これを土台に溶接する事にした。
ボルトの頭は、不要なので切り落とした。
三角の補強版を鋼板から切り出す。
左右を均等に作るのが難しく、形が若干違ってしまった。
小さなミスは気にせず、スプリングの位置に合せて土台と溶接
相変わらず溶接がヘタだが、見た目よりとにかく強度を高めたいのでゴテゴテに盛ってみた。
走っている途中に、金具が外れてシートがガタガタになったら最悪だ。
とりあえずこれで、ソロシートを取り付ける金具が揃った。
バイクに取り付けてみた状態
土台の金具とフレームの間には、3mm厚のゴム板を挟みフレームの傷防止と緩衝効果を期待する。
(取り付ける際は、ゴムシートを土台の形に合せてカットする)
取り付けイメージはこちら↓