ホンダCG125のある生活

ホンダCG125のプチ改造についての記録

シートの塗装

私が購入したソロシートは、合皮(合成皮革)で作られている。

合皮は安くて劣化しにくく、本革よりも手入れが楽なメリットもある。

ただ、使い込んでもビンテージ感は殆ど出ない。

 

過去の写真の使い回しで申し訳ないが、いかにもビニールレザーと言う感じ。

f:id:gunma_mb:20190727183835j:plain

f:id:gunma_mb:20190727183850j:plain

 

そこで、塗装で誤魔化す事にした。

 

シリコンオフで脱脂した後に、定番塗料の染めQ(エスプレッソブラウン)を使用した。

f:id:gunma_mb:20190727183958j:plain

 

そのまま塗装してしまうと、色が変わるだけで質感の変化を出せないので、ラッカー薄め液で所々の塗料を落とし、革特有の染めムラを表現してみた。

f:id:gunma_mb:20190727184019j:plain

 

塗料が少し乾燥した状態の時に、ラッカー薄め液をキムワイプに染み込ませ、トントンと叩く様に少しずつ塗料を落とす。

簡単に落ちてしまうが、落とし過ぎてしまっても再度塗装すれば何度でもやり直せる。

f:id:gunma_mb:20190727184050j:plain

 

光ってしまい見にくいが、ムラの具合がお分かり頂けるだろうか?

f:id:gunma_mb:20190727184059j:plain

 

染めムラの他に、凸部の染めが擦れ落ちてしまった状態も再現してみた。

f:id:gunma_mb:20190727184109j:plain

 

染めQの使用方法のレビュー類を読むと、「そのままだと色落ちや劣化しやすい。」との意見があったので、レビューを参考に染めQの保護艶出し塗料を最後に吹いて完成

f:id:gunma_mb:20190727184146j:plain

更に光ってしまって分かりにくいが、実物を見るとなんとなく革っぽくなっていると思う。

 

何度でも修正がが可能なので、もっと大胆にやった方が良かったかも知れない。

また、今回は一色のみの使用だったが、黒や他の茶色を併用した方が、更に良い出来上がりになると思う。

 

まあ、初めての挑戦にしては、上出来だろうと自己満足w

 

ちなみに染めQを使用した事自体が初めてなのたが、今まで使った塗料とは全く違う溶剤の臭いがした。

(過去に使った塗料は数えきれないくらいの種類)

塗料としてはかなり高額で、こうした特殊な用途以外には使う気になれない。