燃料タンク交換作業
前回紹介したタンクを取り付ける。
純正タンクを取り外してみたところ、懸念していた問題が発覚
やはり、チャコールキャニスターとタンクが接続されていた。
タンクの矢印のパイプが、
このチューブと接続している。
チューブをたどると、チャコールキャニスターに送られている。
ただ、タンクを外した時にチューブを外してみても、ガソリンが出てくる事はなかった。
おそらく、タンク内で気化したガソリンが、チューブを通ってチャコールキャニスターに送られているのだろう。
気化したガソリンを活性炭で吸着させるとの働きがあると聞いた。
環境配慮はともかく、この機構を無視しても、機能的に重大な問題は発生しないだろう。
(と言うか、買ったタンクにそんなパイプが存在しないのでどうにもならない)
後日、バルブを取り付けて改善
燃料タンク内の空気圧調整バルブの作成・取り付け - ホンダCG125のある生活
そして、もっと重大な問題が発覚
タンクの幅が狭くて入りませんw
写真のとおり、燃料タンクのマウントゴムを取り付ける金属部分(矢印部分)の幅が、購入したタンクの最も広い部分ほどある。
金属部分の幅が〇cmに対し、購入したタンクの内幅は〇cmしかない。
(採寸したメモが見当たらず、見つかったら数値を修正します)
CG125用などと銘打ったタンクなので、ポン付けか、最悪でもちょっとした加工で取り付け出来るとタカをくくってた。
本来なら、車体の金属部分を削って狭くしてしまうのが最適な対処法だろう。
でも、あくまでも「元に戻せる」を追求したいので、タンク内側の金属が当たる部分を根気よく叩いて凹ませた。
で、かなり強引に突っ込んでみたところ、どうにか入った。
後日、マウント部分を作り直して改善
マウントゴムも、純正品だと大きすぎて使えなかったので、ゴムシートを円形に切り抜き自作した。
※自作したゴムの直径は26mmで、軸の金属部分の直径が10mm
厚さが足りなかったので、それぞれ二枚を重ねて使用
以前作成したソロシート用のヒンジ部も、干渉してしまい若干加工を加えた。
以前はボックスレンチで簡単に取り付けられたのだが、今回はボルトにタンクが被ってしまいボックスレンチもメガネレンチも使えない状態
スパナですら斜めにしか入らず、かなり強引な取り付けだ。
とりあえずどうにか取り付け出来たので、純正の燃料コックを移植した。
念のため、シールテープを使用している。
タンクキャップも、純正品がそのまま使えた。←そのままでは使えません。’詳しくはこちらをご覧ください)
キーが別々にならなくて良かった。
ちなみに、燃料を移し替えている途中、よく分からない小さなゴムパッキン(キャップ?)らしき物が、純正タンクの燃料コックを取り外した部分から出てきた。
慌てて回収しようとしたが、漏斗にとどまらずそのまま交換したタンク内に入ってしまった。
後々問題になるかも知れないが、とりあえず燃料漏れもないしエンジンも普通に回っているので気にしないでおこうw
↑問題は翌日に発生
燃料タンク交換(後始末1 燃料を抜く) - ホンダCG125のある生活
完成はこちら↓