ホンダCG125のある生活

ホンダCG125のプチ改造についての記録

スピードメーター交換準備5(メーターブラケット作成)

メーターブラケットとインジケーターブラケットを別に作る予定だったが、車体への取り付け位置の関係から、両方を一体とした。

幅38mmの平板を加工して作る。

 

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位置合わせをしやすいよう、型紙を作った。
色々と誤差が出たり計測を間違えていたりで、計算通りにはいかない事が多い。
現物合わせが、私の場合は必要だ。
(今回も型紙の一部を切り直している)

この型紙を金属板に写す。
円などは、中心と直径が間違えていなければ問題なく、外周部を金属板に写す必要は必ずしもない。

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私のやり方を、段階的に画像としてみた。

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最初は薄刃のディスクグラインダーで大まかに切り取る。

次に厚手の切削砥石を使用して、1mm程度残して削る。

両頭グラインダーで正確に削り、面取りもする。
今回は、ディスクグラインダーにペーパーサンダーを付けて面取りしてた。
100均のペーパーサンダーでも問題なく作業出来る。
(耐久性で劣るのかも知れません)

 

左右の部分は折り曲げて、インジケーターパネルの固定部分とる。
正確に折り曲げやすいよう、カナノコで溝を掘ってみた。

 

曲げたらインジケーターパネルを合わせてみて、サイズに問題がないかを確認した。
正確に曲げられなかった為、左側が3mm以上長くなってしまった。
長い方を削って修正

高さを揃えたら、インジケーターパネルに固定する穴を開けて完成f:id:gunma_mb:20191230003035j:plain

 

まだ仮止めで未塗装だが、とりあえず形が見えてきた。f:id:gunma_mb:20191230003110j:plain

スピードメーター交換準備4(インジケーターパネル作成)

パネルの素材は、100均の2欠パンチを使用した。

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上の部分しか使わないので、分解して加工する。

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シフトインジケーター用の窓と、左右のウィンカーランプ、ハイビームランプ、ニュートラルランプを取り付ける穴を開ける。
下にあるリングは、ワッシャの穴を大きくして作った。
(右側が、未加工の状態)
穴の大きさは18mm

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シフトインジケーター固定用の金具も、100均で買ったブックエンドを利用した。
金属が柔らかすぎて、切るのは簡単なものの、電動工具を使った切削は、逆にやりにくかった。

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取り付け位置の幅に合わせ、ブックエンドから帯状に切り出す。

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切り出した帯板の端を、取り付け位置の形状に合わせ削る。
L字に曲げてから、取り付け用のネジ穴を開けた。

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ネジで仮止めしながら、シフトインジケーターとL型金具をエポキシ系接着剤で接着する。
しっかり密着するよう、クランプで挟んで固定f:id:gunma_mb:20191230000246j:plain

 

シフトインジケーターの窓穴に、リングを接着する。

簡易的だが、シフトインジケーターの透明シールドも作った。
このパーツがないと、シフトインジケーターとL型金具の繋ぎ目が正面から見えてしまう。

黒枠を印刷し真ん中をくり抜いた紙を、パウチしただけの物w
簡単に作れるので、傷などがついてもすぐに交換出来る。

固定用のネジは、M2.5を採用

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ここで失敗談

シフトインジケーターを、マスキングテープで正面を保護して塗装したところ、マスキングテープの糊が残ってしまった。

(早く乾燥させる為に温めた為)

アルコールなどで拭いても糊が取れず、ペイント薄め液で拭いたらパネル面の黒塗装まで落ちてしい、真っ白になってしまった。

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止むを得ず、数字の外側を黒マジックで塗ってみた。

若干はみ出したりして、残念な見た目になってしまったw

 

塗装して、全てのランプ類を取り付けてインジケーターパネルの完成
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スピードメーター交換準備3(ハーネス作成)

テスト用ハーネスで無事に点灯したので、改めて作り直す。

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テスト用は半田付けしたが、ランプ類を半田付けしてしまうと、球切れの際の交換がとても面倒になる事に気付いた。

何よりも、線が繋がったままだとランプ類をステーに取り付ける事も出来ない。

今回は全てにギボシを使用し、脱着容易とした。
LEDランプの線は細すぎて、ギボシでかしめても抜けてしまうので、ギボシに線を半田付けしている。

 

ランプ側の+-両方をオスとしたが、左右のウィンカーを間違えぬ様、右ウィンカーだけ+側にメスを使用した。

 

丸数字の部分は、以前の記事で6極カプラーに付した番号と同じ。
各配線については↓の記事を参照

gunma-mb.hatenablog.com

 

スピードメーター交換準備(テスト用ハーネス作成)

購入したシフトインジケーターは↓こちら

耐久性が不明だが、とてもお買い得

 

購入したシフトインジケーターのカプラーを、作り直す。

バイク側のカプラーがメスなので、オスとする必要がある。f:id:gunma_mb:20191229232826j:plain

カプラーと平型端子を amazonにて購入

 これだけ買っておけば、当面は買い足す必要がないだろう。


購入したシフトインジケーターには「0」があるのだが、ニュートラルランプを付けるので必要ない。
また0速があるため、1速2速の配置も違ってくる。
全てをCG125の配置に適応させる。

参考までにこの製品の配色は、0=緑・赤、1=ピンク、2=青・赤、3=緑・黒、4=黄・赤、5=黄・白となっていた。

 

6極カプラーと接続するハーネスも自作する。

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カプラーの黒線に繋がるマイナス線が3本(シフトインジケーター、ニュートラルランプ、タコメーター)で、緑線のマイナス線が5本(メーターランプ、ウィカーランプ左右、ハイビームランプ、タコメーター)なので、半田付けでそれぞれ1本にする。

インジケーターランプとして使うLED球の、線が細すぎてカプラー端子に圧着が難しく、太い線と半田付けした。 

ランプ類もamazonにて購入

現在は在庫切れの様だが、同タイプのランプが他社からも売られているので、参考となるでしょう。


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それぞれの線にカプラー端子を圧着し、6極端子とする。
スピードメーターのランプにはギボシ(オス)が付いていたので、カプラーから伸びた線にギボシ(メス)を取り付けた。

 

点灯状態をチェック

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1~5速のシフトインジケーター、ニュートラルランプ、左右のウィンカーランプ、ハイビームランプの全てが正常に点灯した。

ただ、ウィンカーはスイッチを入れると弱い光と強い光の連続点灯で、完全な点滅にならなかった。

また、エンジンの回転数を上げると、ギヤを入れていてもニュートラルランプが僅かに光る。
日中だと分からないレベルですけどね。

小さなLEDが、微弱な電流でも光ってしまうからだと思う。

明るさ的には、十分
夜は若干眩しいかも知れない。

 

交換するメーターはこちら。

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何年前に購入したか忘れてしまった。

私としては珍しく、ちゃんとしたメーカーものw

 

メーターのLED証明も異常なく点灯

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とりあえず点灯テストは成功した。

 

あとは、耐久性がどうなのか。
メーター以外は安価な中華製なので、いつまでもつかの不安がある。

スピードメーター交換準備2(配線の色)

各コネクターの配線(メーター側)

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① 白カプラー2極 イグニッションキー用
赤白、赤黒の2本
常識的に考えると、赤黒がマイナスだろう。(既存のイグニッションキーを使用するので、テスターで計るなどはしいない。)
② 青 ハイビームランプの(+)
③ 白カプラー6極 インジケーター類
④ 黒カプラー6極 シフトインジケーター用
⑤ 黄・緑 タコメーター用のパルス信号線の(+)

 

6極カプラーの構成

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白カプラー(メス)
① 緑 ウィンカーランプ左右、ハイビームランプ、メーターランプ、タコメーターのそれぞれ(-)
② 黒 シフトインジケーター、ニュートラルランプ、タコメーターのそれぞれ(-)
③ 水色 ウィンカーランプ右(+)
④ 茶 メーターランプ(+)
⑤ 薄緑・赤 ニュートラルランプ(+)
⑥ オレンジ ウィンカーランプ左(+)
タコメーターのマイナスは、緑と黒の両方に接続しないと機能しなかった。

黒カプラー(オス)
① 緑 3速(+)
② 茶 2速(+)
③ 紫 1速(+)
④ 黒 5速(+)
⑤ なし
⑥ 黄 4速(+)
※黒カプラーの線は、全てが薄緑との二色

メーター交換準備1.2(イグニッションキー分離)

メーターに固定されている、イグニッションキーを分離する。

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トルクスネジが2個見えたので、とりあえず外す。

 

 

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イグニッションキーは、トルクスネジ2個のみで固定されていた。

 

簡単に外す事が出来て一安心

イグニッションキーを、車体のどこに取り付けるかはこれからの課題

スピードメーター交換準備1.1(メーター取り外しと配線確認)

配線を確認する為、メーターを外す。

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矢印二か所のナット(10mm)を取ると、簡単に外れた。
メーターケーブルも外す。

 

 

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矢印の穴に、メーター側のボルトがナットで固定されていた。
ゴムの保護材も付いている。

 

確認した配線は、次の通り。

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メーターの配線は、白コネクターが2個、黒コネクターが1個、ギボシが2個

各コネクターの配線は、後ほど説明する。

 

ギボシで接続されているハイビームランプ(+)の配線は青
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ギボシで接続されているタコメーター用のパルス信号線(+)は黄色・緑

 

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ネクターのオスメスに刺さる線を作り、それぞれの線の役割を確認した。
矢印の、赤とピンクの線が確認作業用
白コネクターにマイナス端子が二か所あり役割が違っていた。

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ネクター内の配線については次の記事で解説

 

gunma-mb.hatenablog.com