スピードメーター交換準備2(配線の色)
各コネクターの配線(メーター側)
① 白カプラー2極 イグニッションキー用
赤白、赤黒の2本
常識的に考えると、赤黒がマイナスだろう。(既存のイグニッションキーを使用するので、テスターで計るなどはしいない。)
② 青 ハイビームランプの(+)
③ 白カプラー6極 インジケーター類
④ 黒カプラー6極 シフトインジケーター用
⑤ 黄・緑 タコメーター用のパルス信号線の(+)
6極カプラーの構成
白カプラー(メス)
① 緑 ウィンカーランプ左右、ハイビームランプ、メーターランプ、タコメーターのそれぞれ(-)
② 黒 シフトインジケーター、ニュートラルランプ、タコメーターのそれぞれ(-)
③ 水色 ウィンカーランプ右(+)
④ 茶 メーターランプ(+)
⑤ 薄緑・赤 ニュートラルランプ(+)
⑥ オレンジ ウィンカーランプ左(+)
※タコメーターのマイナスは、緑と黒の両方に接続しないと機能しなかった。
黒カプラー(オス)
① 緑 3速(+)
② 茶 2速(+)
③ 紫 1速(+)
④ 黒 5速(+)
⑤ なし
⑥ 黄 4速(+)
※黒カプラーの線は、全てが薄緑との二色
メーター交換準備1.2(イグニッションキー分離)
メーターに固定されている、イグニッションキーを分離する。
トルクスネジが2個見えたので、とりあえず外す。
イグニッションキーは、トルクスネジ2個のみで固定されていた。
簡単に外す事が出来て一安心
イグニッションキーを、車体のどこに取り付けるかはこれからの課題
スピードメーター交換準備1.1(メーター取り外しと配線確認)
配線を確認する為、メーターを外す。
矢印二か所のナット(10mm)を取ると、簡単に外れた。
メーターケーブルも外す。
矢印の穴に、メーター側のボルトがナットで固定されていた。
ゴムの保護材も付いている。
確認した配線は、次の通り。
メーターの配線は、白コネクターが2個、黒コネクターが1個、ギボシが2個
各コネクターの配線は、後ほど説明する。
ギボシで接続されているハイビームランプ(+)の配線は青
ギボシで接続されているタコメーター用のパルス信号線(+)は黄色・緑
コネクターのオスメスに刺さる線を作り、それぞれの線の役割を確認した。
矢印の、赤とピンクの線が確認作業用
白コネクターにマイナス端子が二か所あり役割が違っていた。
コネクター内の配線については次の記事で解説
燃料タンク交換(後始末4 防錆塗装)
防錆塗装は別日に改めようと思っていたが、懸念していた通り、タンク内が再び錆び始めた。
雨が降って湿度や温度が気になるが、仕方なく防錆塗装まで踏み切る事にした。
使用した塗料は、いつものamazonで購入
キタコ(KITACO) タンクシーラー 230ml 969-0702003 ¥3,043(送料無料)
こちらの商品、防錆塗料としては有名な様である。
レビューを見ても評価が高い。
POR15 フューエルタンクシーラーで検索すれば、多数の記事が見つかる。
PIRで購入した方が単価は安いようだが、送料を追加するとキタコの方が安かった。
物は完全に同じと見える。
錆取りでも使用した割りばしを、燃料コック取り付け部に突っ込み塗料を流し込んでみた。
その後、塗料がタンク内に均等に塗布できるよう、タンクを上下左右あらゆる方向に傾けて塗料を流してみた。
内部に均等に塗れているか確認したいが、塗料が固まるまでファイバースコープを入れる事もできない。
勘に任せてグルグル回してみた。
給油口から見える範囲で判断するに、結構滑らかに表面を覆ってくれているように思える。
塗料の粘度が高いイメージだったがそうでもなく、一般的なペンキと同等か若干高い程度で、スムーズに流れていく。
固まるのも意外と早く、均等に塗る事に拘り過ぎると、せっかく均等に塗れた面に再び流れ込んできて、むしろ不均等となる部分が出来てしまった。
↓二本のラインは、不均等に厚くなってしまった部分
この状態で固まり始めてしまい、修正も出来ない。
説明書によると、「厚くなりすぎたところは拭き取る」的な事が書いてあったが、タンク内の様に密閉された状況でどうやって拭き取ればいいのやら。
乾燥を早める為、給油口からドライヤーで送風した。
この際、温風を送ってしまうとひび割れが発生するらしいので要注意だ。
給油口付近の塗料にベタ付がなくなってからは、給油口に直接ドライヤーを刺し込んで送風してみた。
妻のドライヤーがジャストサイズだった。
早く乾燥させたいのは山々だが、万一ひび割れが出来たら修正が面倒なので、程ほどの送風でやめておいた。
説明書にしたがい、96時間ほどかけて根気よく乾燥させる事にする。
24時間経過したら、とりあえずファイバースコープで確認してみる。
特に問題がなければ、これにて塗装が完了だ。
今度こそ、無事に燃料タンク交換となるだろう。
燃料タンク交換(後始末3 錆の除去)
錆び取りには、定番かつ安価なサンポールを使用した。
燃料コックは、テープを巻いて太くした割りばしで塞いでみた。
竹製の丸い割りばしを使うと良い感じに嵌った。
アップで見るとこんな感じ。
(ピンボケで申し訳ありません。)
タンクにサンポールを入れて、30分程放置してみた。
私の経験上、サンポールで錆びを取るには最低でも15分以上漬けておかないと効果が薄い。
途中タンクを傾けてみて、側面の錆にサンポールを塗布できるよう心掛けてみた。
しかし30分経っても、側面の錆が落ちていなかった。
そこでタンクを横倒しとし、左右それぞれ20分ほど放置してみた。
まだ底の方(合わせめ付近)に若干残っているが、概ね除去する事が出来た。
その後、ドライヤーを給油口に突っ込み、入念に乾燥させた。
これにて塗装に移行と思いきや、突然の大雨で作業を一時中断
湿度は塗装の大敵だ。
ちなみにサンポールで錆びを落とした後は、速やかに油を塗布するか塗装しないと、再び急激に錆びてくるのでご注意ください。
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燃料タンク交換(後始末2 錆の確認)
燃料タンク交換(後始末1 燃料を抜く)
「タンク交換が完了!」と思いきや、色々と問題が発生した。
タンクを凹ます際に叩いたところ、錆の欠片が出てきて、これに気付いていたが「どうにかなるだろう」と放置した。
すると交換の翌朝、突然エンジンが止まってしまった。
とりあえず、「錆で燃料コックが詰まった」「更にキャブレターも錆の欠片で詰まった」と、二つの予測を立ててみた。
原因を追究すべく、とりあえず錆の出方を確認しながら燃料を抜た。
漏斗にコーヒーのフィルターをセットして、錆の状況を確認
当初勢いよく流れ出ていたが・・・
突然、止まってしまった。
錆が詰まったとは思い難い止まり方であった。
錆が詰まっただけなら、もう少し流れてもおかしくない。
ピタリと止まったのだ。
少ししたら、「ボコッ」と空気が入り、少しだけ流れ出た。
なんと言う事はない。
エア抜き穴のない純正キャップを使った為、空気が入らずに止まっただけだw
相変わらず、間抜けなミスが多い。
この問題は、社外品タンクに付属していた穴あきキャップを使うか、別途空気取り入れ口を作れば解決である。
心配していた錆によるキャブ詰まりは、今のところエンジンが順調に回るので、大丈夫そうだ。
ただ、錆は確実に出ているので、清掃とタンク内の防錆塗装を行う事にした。
ちなみに排出した燃料は、再度使用するので携行缶に保存してある。
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