ホンダCG125のある生活

ホンダCG125のプチ改造についての記録

スピードメーター交換

車体に準備したパーツを取り付けた状態

各配線を全て接続し、スピードメーターケーブルも接続f:id:gunma_mb:20200112131740j:plain

 

それぞれを点灯した状態
日中でも問題なく視認できる。
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正面から見ると、メーターが非常に小さくて目立たない。

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かなりスッキリしたイメージで気に入っている。

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ミニメーターなので、とにかく小さい。
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横から見ると目立たない。

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ハーネスは、まだ未処理の状態

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とりあえずこれで、メーターの交換は終了

ハーネスをどう処理するかと、イグニッションキーをどこに移設するかがまだ決まっていない。

 

今回は作成するパーツが多かった。

そして現物を合わせてみたら車体と干渉し、設計の変更・作り直し等があり、かなり時間が掛かってしまった。

でもまあ、自分で納得できるデザインとなったし、色々と勉強にもなったので結果オーライと言える。

 

ハーネス処理とイグニッションキー移設の課題がまだ残っているが、その前に他のパーツの製作が進んでいるので後回しとする。

 

メーター類交換の、ここまでの作業のマトメは↓ 

スピードメーター交換準備1.1(メーター取り外しと配線確認) - ホンダCG125のある生活

メーター交換準備1.2(イグニッションキー分離) - ホンダCG125のある生活

 スピードメーター交換準備2(配線の色) - ホンダCG125のある生活

スピードメーター交換準備3(ハーネス作成) - ホンダCG125のある生活

スピードメーター交換準備4(インジケーターパネル作成) - ホンダCG125のある生活

スピードメーター交換準備5(メーターブラケット作成) - ホンダCG125のある生活

スピードメーター交換準備6(メーターステー作成) - ホンダCG125のある生活

 スピードメーター交換準備7(ステー類の保護材作成等の最終準備) - ホンダCG125のある生活

 

オマケ↓(今回使用したメーターの製品はこちらを参照)

スピードメーター交換準備(テスト用ハーネス作成) - ホンダCG125のある生活

スピードメーター交換準備7(ステー類の保護材作成等の最終準備)

LEDランプ類の後ろ側を、防水と配線保護の為に熱収縮チューブで覆う。

車体に取り付けても剥き出し状態なので、無いよりマシの気休め程度だ。

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スピードメーターとメーターブラケットの間の緩衝材を作る。

ワゴンセールで購入しておいた、滑り止めシートを使ってみた。

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円切りコンパスで切り出した後、メーターとブラケットが接触する部分の形に合わせて余分を切り取る。

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メーターブラケットとメーターステーの間の緩衝材は、1mm厚のゴムシートを使った。

接触面の形に合わせて切り出す。

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メーターとブラケットの間の緩衝材は挟むだけとし、ステーとブラケットの間の緩衝材は、ステー側を万能接着剤で接着した。

ステーとブラケットの緩衝材は、接触しない余分を更にカットしている。
(下半分は不要)

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これで全てのパーツが揃ったので、後は車体に取り付けるのみ。

スピードメーター交換準備6(メーターステー作成)

オリジナルのメーターステーの寸法に、概ね合わせて作る。

フロントフォークのボルトで固定するので、穴の位置が特に重要となる。
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幅32mm程の平板と、5mmの鉄の棒で作ってみた。
棒状の材は、テントのペグ

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平板を加工して、ボルトを通す13mmの穴を開ける
棒2本を固定する、5.5mmの穴も開ける。

少しでも軽量化する為に、中央にも穴を開けてみた。

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棒を中央で曲げ、両端を直角に曲げて穴に差し込み、裏側から溶接した。
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本当はダイスでねじ山を作り、ナットで固定する予定だった。
しかし、取り付けてみたらナットが車体に当たってしまい、最後まで締め付け出来なかった。
作り直すのも面倒なので、溶接して誤魔化した。

それと、ボルトで固定する穴の位置に気を取られ過ぎて、左右の金具の角度が均一になっていない。

左右対称の物の制作は、私には難しい。

 

メーター付属のステーを、位置を合わせて溶接する。

シフトインジケーターの後ろ側が、若干ハンドル固定のパーツに当たってしまった為、僅かに右側にオフセットさせて対処した。

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溶接してから、必要ない部分をカットした。

メーターステーとしては、これで完成

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メーター以外のパーツのステーとしても利用するので、その為の部材を平板で作った。

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これも溶接して、形としては完成

色を塗れば、車体に取り付けられる。

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まだ未塗装だが仮止めした状態

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スピードメーター交換準備5(メーターブラケット作成)

メーターブラケットとインジケーターブラケットを別に作る予定だったが、車体への取り付け位置の関係から、両方を一体とした。

幅38mmの平板を加工して作る。

 

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位置合わせをしやすいよう、型紙を作った。
色々と誤差が出たり計測を間違えていたりで、計算通りにはいかない事が多い。
現物合わせが、私の場合は必要だ。
(今回も型紙の一部を切り直している)

この型紙を金属板に写す。
円などは、中心と直径が間違えていなければ問題なく、外周部を金属板に写す必要は必ずしもない。

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私のやり方を、段階的に画像としてみた。

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最初は薄刃のディスクグラインダーで大まかに切り取る。

次に厚手の切削砥石を使用して、1mm程度残して削る。

両頭グラインダーで正確に削り、面取りもする。
今回は、ディスクグラインダーにペーパーサンダーを付けて面取りしてた。
100均のペーパーサンダーでも問題なく作業出来る。
(耐久性で劣るのかも知れません)

 

左右の部分は折り曲げて、インジケーターパネルの固定部分とる。
正確に折り曲げやすいよう、カナノコで溝を掘ってみた。

 

曲げたらインジケーターパネルを合わせてみて、サイズに問題がないかを確認した。
正確に曲げられなかった為、左側が3mm以上長くなってしまった。
長い方を削って修正

高さを揃えたら、インジケーターパネルに固定する穴を開けて完成f:id:gunma_mb:20191230003035j:plain

 

まだ仮止めで未塗装だが、とりあえず形が見えてきた。f:id:gunma_mb:20191230003110j:plain

スピードメーター交換準備4(インジケーターパネル作成)

パネルの素材は、100均の2欠パンチを使用した。

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上の部分しか使わないので、分解して加工する。

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シフトインジケーター用の窓と、左右のウィンカーランプ、ハイビームランプ、ニュートラルランプを取り付ける穴を開ける。
下にあるリングは、ワッシャの穴を大きくして作った。
(右側が、未加工の状態)
穴の大きさは18mm

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シフトインジケーター固定用の金具も、100均で買ったブックエンドを利用した。
金属が柔らかすぎて、切るのは簡単なものの、電動工具を使った切削は、逆にやりにくかった。

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取り付け位置の幅に合わせ、ブックエンドから帯状に切り出す。

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切り出した帯板の端を、取り付け位置の形状に合わせ削る。
L字に曲げてから、取り付け用のネジ穴を開けた。

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ネジで仮止めしながら、シフトインジケーターとL型金具をエポキシ系接着剤で接着する。
しっかり密着するよう、クランプで挟んで固定f:id:gunma_mb:20191230000246j:plain

 

シフトインジケーターの窓穴に、リングを接着する。

簡易的だが、シフトインジケーターの透明シールドも作った。
このパーツがないと、シフトインジケーターとL型金具の繋ぎ目が正面から見えてしまう。

黒枠を印刷し真ん中をくり抜いた紙を、パウチしただけの物w
簡単に作れるので、傷などがついてもすぐに交換出来る。

固定用のネジは、M2.5を採用

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ここで失敗談

シフトインジケーターを、マスキングテープで正面を保護して塗装したところ、マスキングテープの糊が残ってしまった。

(早く乾燥させる為に温めた為)

アルコールなどで拭いても糊が取れず、ペイント薄め液で拭いたらパネル面の黒塗装まで落ちてしい、真っ白になってしまった。

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止むを得ず、数字の外側を黒マジックで塗ってみた。

若干はみ出したりして、残念な見た目になってしまったw

 

塗装して、全てのランプ類を取り付けてインジケーターパネルの完成
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スピードメーター交換準備3(ハーネス作成)

テスト用ハーネスで無事に点灯したので、改めて作り直す。

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テスト用は半田付けしたが、ランプ類を半田付けしてしまうと、球切れの際の交換がとても面倒になる事に気付いた。

何よりも、線が繋がったままだとランプ類をステーに取り付ける事も出来ない。

今回は全てにギボシを使用し、脱着容易とした。
LEDランプの線は細すぎて、ギボシでかしめても抜けてしまうので、ギボシに線を半田付けしている。

 

ランプ側の+-両方をオスとしたが、左右のウィンカーを間違えぬ様、右ウィンカーだけ+側にメスを使用した。

 

丸数字の部分は、以前の記事で6極カプラーに付した番号と同じ。
各配線については↓の記事を参照

gunma-mb.hatenablog.com

 

スピードメーター交換準備(テスト用ハーネス作成)

購入したシフトインジケーターは↓こちら

耐久性が不明だが、とてもお買い得

 

購入したシフトインジケーターのカプラーを、作り直す。

バイク側のカプラーがメスなので、オスとする必要がある。f:id:gunma_mb:20191229232826j:plain

カプラーと平型端子を amazonにて購入

 これだけ買っておけば、当面は買い足す必要がないだろう。


購入したシフトインジケーターには「0」があるのだが、ニュートラルランプを付けるので必要ない。
また0速があるため、1速2速の配置も違ってくる。
全てをCG125の配置に適応させる。

参考までにこの製品の配色は、0=緑・赤、1=ピンク、2=青・赤、3=緑・黒、4=黄・赤、5=黄・白となっていた。

 

6極カプラーと接続するハーネスも自作する。

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カプラーの黒線に繋がるマイナス線が3本(シフトインジケーター、ニュートラルランプ、タコメーター)で、緑線のマイナス線が5本(メーターランプ、ウィカーランプ左右、ハイビームランプ、タコメーター)なので、半田付けでそれぞれ1本にする。

インジケーターランプとして使うLED球の、線が細すぎてカプラー端子に圧着が難しく、太い線と半田付けした。 

ランプ類もamazonにて購入

現在は在庫切れの様だが、同タイプのランプが他社からも売られているので、参考となるでしょう。


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それぞれの線にカプラー端子を圧着し、6極端子とする。
スピードメーターのランプにはギボシ(オス)が付いていたので、カプラーから伸びた線にギボシ(メス)を取り付けた。

 

点灯状態をチェック

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1~5速のシフトインジケーター、ニュートラルランプ、左右のウィンカーランプ、ハイビームランプの全てが正常に点灯した。

ただ、ウィンカーはスイッチを入れると弱い光と強い光の連続点灯で、完全な点滅にならなかった。

また、エンジンの回転数を上げると、ギヤを入れていてもニュートラルランプが僅かに光る。
日中だと分からないレベルですけどね。

小さなLEDが、微弱な電流でも光ってしまうからだと思う。

明るさ的には、十分
夜は若干眩しいかも知れない。

 

交換するメーターはこちら。

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何年前に購入したか忘れてしまった。

私としては珍しく、ちゃんとしたメーカーものw

 

メーターのLED証明も異常なく点灯

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とりあえず点灯テストは成功した。

 

あとは、耐久性がどうなのか。
メーター以外は安価な中華製なので、いつまでもつかの不安がある。