スピードメーター交換
車体に準備したパーツを取り付けた状態
各配線を全て接続し、スピードメーターケーブルも接続
それぞれを点灯した状態
日中でも問題なく視認できる。
正面から見ると、メーターが非常に小さくて目立たない。
かなりスッキリしたイメージで気に入っている。
ミニメーターなので、とにかく小さい。
横から見ると目立たない。
ハーネスは、まだ未処理の状態
とりあえずこれで、メーターの交換は終了
ハーネスをどう処理するかと、イグニッションキーをどこに移設するかがまだ決まっていない。
今回は作成するパーツが多かった。
そして現物を合わせてみたら車体と干渉し、設計の変更・作り直し等があり、かなり時間が掛かってしまった。
でもまあ、自分で納得できるデザインとなったし、色々と勉強にもなったので結果オーライと言える。
ハーネス処理とイグニッションキー移設の課題がまだ残っているが、その前に他のパーツの製作が進んでいるので後回しとする。
メーター類交換の、ここまでの作業のマトメは↓
スピードメーター交換準備1.1(メーター取り外しと配線確認) - ホンダCG125のある生活
メーター交換準備1.2(イグニッションキー分離) - ホンダCG125のある生活
スピードメーター交換準備2(配線の色) - ホンダCG125のある生活
スピードメーター交換準備3(ハーネス作成) - ホンダCG125のある生活
スピードメーター交換準備4(インジケーターパネル作成) - ホンダCG125のある生活
スピードメーター交換準備5(メーターブラケット作成) - ホンダCG125のある生活
スピードメーター交換準備6(メーターステー作成) - ホンダCG125のある生活
スピードメーター交換準備7(ステー類の保護材作成等の最終準備) - ホンダCG125のある生活
オマケ↓(今回使用したメーターの製品はこちらを参照)
スピードメーター交換準備7(ステー類の保護材作成等の最終準備)
LEDランプ類の後ろ側を、防水と配線保護の為に熱収縮チューブで覆う。
車体に取り付けても剥き出し状態なので、無いよりマシの気休め程度だ。
スピードメーターとメーターブラケットの間の緩衝材を作る。
ワゴンセールで購入しておいた、滑り止めシートを使ってみた。
円切りコンパスで切り出した後、メーターとブラケットが接触する部分の形に合わせて余分を切り取る。
メーターブラケットとメーターステーの間の緩衝材は、1mm厚のゴムシートを使った。
接触面の形に合わせて切り出す。
メーターとブラケットの間の緩衝材は挟むだけとし、ステーとブラケットの間の緩衝材は、ステー側を万能接着剤で接着した。
ステーとブラケットの緩衝材は、接触しない余分を更にカットしている。
(下半分は不要)
これで全てのパーツが揃ったので、後は車体に取り付けるのみ。
スピードメーター交換準備6(メーターステー作成)
オリジナルのメーターステーの寸法に、概ね合わせて作る。
フロントフォークのボルトで固定するので、穴の位置が特に重要となる。
幅32mm程の平板と、5mmの鉄の棒で作ってみた。
棒状の材は、テントのペグ
平板を加工して、ボルトを通す13mmの穴を開ける
棒2本を固定する、5.5mmの穴も開ける。
少しでも軽量化する為に、中央にも穴を開けてみた。
棒を中央で曲げ、両端を直角に曲げて穴に差し込み、裏側から溶接した。
本当はダイスでねじ山を作り、ナットで固定する予定だった。
しかし、取り付けてみたらナットが車体に当たってしまい、最後まで締め付け出来なかった。
作り直すのも面倒なので、溶接して誤魔化した。
それと、ボルトで固定する穴の位置に気を取られ過ぎて、左右の金具の角度が均一になっていない。
左右対称の物の制作は、私には難しい。
メーター付属のステーを、位置を合わせて溶接する。
シフトインジケーターの後ろ側が、若干ハンドル固定のパーツに当たってしまった為、僅かに右側にオフセットさせて対処した。
溶接してから、必要ない部分をカットした。
メーターステーとしては、これで完成
メーター以外のパーツのステーとしても利用するので、その為の部材を平板で作った。
これも溶接して、形としては完成
色を塗れば、車体に取り付けられる。
まだ未塗装だが仮止めした状態
スピードメーター交換準備5(メーターブラケット作成)
メーターブラケットとインジケーターブラケットを別に作る予定だったが、車体への取り付け位置の関係から、両方を一体とした。
幅38mmの平板を加工して作る。
位置合わせをしやすいよう、型紙を作った。
色々と誤差が出たり計測を間違えていたりで、計算通りにはいかない事が多い。
現物合わせが、私の場合は必要だ。
(今回も型紙の一部を切り直している)
この型紙を金属板に写す。
円などは、中心と直径が間違えていなければ問題なく、外周部を金属板に写す必要は必ずしもない。
私のやり方を、段階的に画像としてみた。
最初は薄刃のディスクグラインダーで大まかに切り取る。
次に厚手の切削砥石を使用して、1mm程度残して削る。
両頭グラインダーで正確に削り、面取りもする。
今回は、ディスクグラインダーにペーパーサンダーを付けて面取りしてた。
100均のペーパーサンダーでも問題なく作業出来る。
(耐久性で劣るのかも知れません)
左右の部分は折り曲げて、インジケーターパネルの固定部分とる。
正確に折り曲げやすいよう、カナノコで溝を掘ってみた。
曲げたらインジケーターパネルを合わせてみて、サイズに問題がないかを確認した。
正確に曲げられなかった為、左側が3mm以上長くなってしまった。
長い方を削って修正
高さを揃えたら、インジケーターパネルに固定する穴を開けて完成
まだ仮止めで未塗装だが、とりあえず形が見えてきた。
スピードメーター交換準備4(インジケーターパネル作成)
パネルの素材は、100均の2欠パンチを使用した。
上の部分しか使わないので、分解して加工する。
シフトインジケーター用の窓と、左右のウィンカーランプ、ハイビームランプ、ニュートラルランプを取り付ける穴を開ける。
下にあるリングは、ワッシャの穴を大きくして作った。
(右側が、未加工の状態)
穴の大きさは18mm
シフトインジケーター固定用の金具も、100均で買ったブックエンドを利用した。
金属が柔らかすぎて、切るのは簡単なものの、電動工具を使った切削は、逆にやりにくかった。
取り付け位置の幅に合わせ、ブックエンドから帯状に切り出す。
切り出した帯板の端を、取り付け位置の形状に合わせ削る。
L字に曲げてから、取り付け用のネジ穴を開けた。
ネジで仮止めしながら、シフトインジケーターとL型金具をエポキシ系接着剤で接着する。
しっかり密着するよう、クランプで挟んで固定
シフトインジケーターの窓穴に、リングを接着する。
簡易的だが、シフトインジケーターの透明シールドも作った。
このパーツがないと、シフトインジケーターとL型金具の繋ぎ目が正面から見えてしまう。
黒枠を印刷し真ん中をくり抜いた紙を、パウチしただけの物w
簡単に作れるので、傷などがついてもすぐに交換出来る。
固定用のネジは、M2.5を採用
ここで失敗談
シフトインジケーターを、マスキングテープで正面を保護して塗装したところ、マスキングテープの糊が残ってしまった。
(早く乾燥させる為に温めた為)
アルコールなどで拭いても糊が取れず、ペイント薄め液で拭いたらパネル面の黒塗装まで落ちてしい、真っ白になってしまった。
止むを得ず、数字の外側を黒マジックで塗ってみた。
若干はみ出したりして、残念な見た目になってしまったw
塗装して、全てのランプ類を取り付けてインジケーターパネルの完成
スピードメーター交換準備3(ハーネス作成)
スピードメーター交換準備(テスト用ハーネス作成)
購入したシフトインジケーターは↓こちら
耐久性が不明だが、とてもお買い得
購入したシフトインジケーターのカプラーを、作り直す。
バイク側のカプラーがメスなので、オスとする必要がある。
カプラーと平型端子を amazonにて購入
これだけ買っておけば、当面は買い足す必要がないだろう。
購入したシフトインジケーターには「0」があるのだが、ニュートラルランプを付けるので必要ない。
また0速があるため、1速2速の配置も違ってくる。
全てをCG125の配置に適応させる。
参考までにこの製品の配色は、0=緑・赤、1=ピンク、2=青・赤、3=緑・黒、4=黄・赤、5=黄・白となっていた。
6極カプラーと接続するハーネスも自作する。
カプラーの黒線に繋がるマイナス線が3本(シフトインジケーター、ニュートラルランプ、タコメーター)で、緑線のマイナス線が5本(メーターランプ、ウィカーランプ左右、ハイビームランプ、タコメーター)なので、半田付けでそれぞれ1本にする。
インジケーターランプとして使うLED球の、線が細すぎてカプラー端子に圧着が難しく、太い線と半田付けした。
ランプ類もamazonにて購入
現在は在庫切れの様だが、同タイプのランプが他社からも売られているので、参考となるでしょう。
それぞれの線にカプラー端子を圧着し、6極端子とする。
スピードメーターのランプにはギボシ(オス)が付いていたので、カプラーから伸びた線にギボシ(メス)を取り付けた。
点灯状態をチェック
1~5速のシフトインジケーター、ニュートラルランプ、左右のウィンカーランプ、ハイビームランプの全てが正常に点灯した。
ただ、ウィンカーはスイッチを入れると弱い光と強い光の連続点灯で、完全な点滅にならなかった。
また、エンジンの回転数を上げると、ギヤを入れていてもニュートラルランプが僅かに光る。
日中だと分からないレベルですけどね。
小さなLEDが、微弱な電流でも光ってしまうからだと思う。
明るさ的には、十分
夜は若干眩しいかも知れない。
交換するメーターはこちら。
何年前に購入したか忘れてしまった。
私としては珍しく、ちゃんとしたメーカーものw
メーターのLED証明も異常なく点灯
とりあえず点灯テストは成功した。
あとは、耐久性がどうなのか。
メーター以外は安価な中華製なので、いつまでもつかの不安がある。